静岡おでんを提供する豚骨ラーメン【福の軒】三島駅前店 「JR三島駅ラーメン」静岡県三島市 「屯ちんグループ」

ご当地

みなさん今日も大変お疲れさまです。「かずろっく」です。

今回も静岡三島遠征で、【ラーメンろたす】さんに食べに行ってきた帰りに三島駅入口にある豚骨ラーメン店【福の軒 三島駅前店】の存在が大変気になったので食べに行った感想を記事にしました。

この日のお昼に【ラーメンろたす】さんで清涼感のあるつけ麺を食べた後に近くの「サントムーン柿田川」という巨大ショッピングモールの中にある「タリーズコーヒー」で休憩しながらPCをいじってそれから移動する最中、ものすごい雷雨に見舞われて全身ずぶ濡れになる寸前に近くにスーパー銭湯があったので、急いで駆け込んでサウナとひとっ風呂入りました。

スーパー銭湯の中で雨がが止むのを待って三島駅にスーパー銭湯の無料送迎バスを使って戻ってきました。

色々と三島駅周辺のラーメン店を下調べはしたのですが、「静岡おでん」「ラーメン」を提供する店は本当に希少だと思い、【福の軒 三島駅前店】に足を運びました。「福の軒」さんは東京の新宿歌舞伎町(閉店)や池袋で昔から有名な「屯ちんグループ」のお店で、安定したラーメンが食べらることでラーメンも気になるところです。

店内&メニュー

昼間は店の入り口外に券売機が設置されているので、食券制ですが、夜は注文制でレジでの後会計システムになっています。

事前のネットで調べたらラーメン一杯580円(税抜き価格)でしたが、当日訪問したら、ラーメンの価格が50円値上げされて630円(税抜き価格)になっていました。

でも今のご時世、ラーメン屋で600円台で提供する店は本当に少なくなりましたよね。チェーン店でも800円以上するのにまだ「福の軒」さんはお財布に優しい価格設定になっています。

店内は、カウンター席8、4人掛けテーブル席2卓設置されていますが、店内はキッチンも客席もやや狭い印象です。

入店した時はちょうど午後の7時。カウンター席が3席空いて、テーブル席は先客で満席の状況でした。

生ビールと静岡おでん4種

先ほどサウナと風呂を浴びたので、この年になるとどうしても「”潤い”」が欲しくなり、まず生ビール🍺と早出しメニューの「キャベチャー」をいただきました。

甘めに味付けされた刻みチャーシューと軽くボイルしたキャベツの相性はいいですね。つまみとしても、ご飯のお供としてもちょうどいいですね。味がやや濃い目なのでラーメンに入れると甘しょっぱくなるかもしれません。

 

おでんの提供も早い。おでんの種は右から玉子、ちくわ、しのだ巻き、そして黒はんぺん。おでんの上に青のりをミックスした節粉がかかっているのが静岡おでんの特徴。

玉子

まずは玉子。濃い目のつゆが仲間で浸みています。関東のおでんよりつゆが若干濃く甘めですが、くどさはなく、ビールよりか日本酒が合いそうです。

ちくわ

ちくわが一番味が浸みています。静岡おでんは、関東のおでんと違ってつゆの味が濃いので、皿で提供されますが、一口頬張るとまだまだ熱くて口の中少しやけどしてしまいました(*_*;。

黒はんぺん

静岡おでんの代表的なおでん種の一つである「黒はんぺん」。昔の勤務先のアルバイトの男の子が静岡出身で、黒はんぺんを生でいただきましたが、おでんで食べるのは初めてです。

味はイワシのつみれを平べったくした感じで、イワシをはじめ、その他の魚を荒くすりつぶしたような食感がくせになります。

しのだ巻き

しのだ巻きの中身を店員さんに聞こうとしましたが、店内はピークの時間で満席だったため聞けず、ネットで調べました。「しのだ巻き(信田巻き)」は油揚げを開いて魚のすり身を巻いたものだそうです。

食べるとモチッとした食感で、今までに食べたことがない新感覚でこれもまたくせになりそうです。

にんにく揚げと黒はんぺんフライ

静岡おでんを食べ終えて、揚げ物を注文しました。

とその前に目の前のドリンクメニューが気になったので「トーキョーハイボール」を注文しました。味はしその風味とレモンと違う酸味があって口の中がさっぱりして飲みやすいです。

にんにく揚げは塩を振っていただきます。提供が早かったせいかニンニクの中心が若干生で辛みがあって、もう少し仲間で火をようにじっくり揚げていればほくほくした食感だったのにチョットだけ残念です。

まあ私自身にんにく自体好きで、二郎系ラーメンのニンニクも生で刻んだものなのでそれを思えば越したことはありません。

そして「黒はんぺんフライ」。ソースをかけて食べるとおでんとはまた違った食感で、荒くすりつぶしたイワシのすり身の風味がより強く感じて、食べ応えがあり、ご飯のおかずにも合いそうです。

アルコールの酔いとおつまみも食べ終わった頃なのでそろそろラーメンの方を頼んでみたいと思います。

マー油ラーメン730円(税抜き)

ラーメンも注文してから早かったですね。注文してから約2分ほどで着丼。

麺の固さは「固め」。粗目に刻んだ青ネギとマー油、丼の中央にフライドガーリックがふんだんと盛り付けられて食欲がさらにわいてきます。

まずはスープを一口から。スープは最近流行りの「臭うま豚骨」の臭さや、背脂を入れて強引に粘度や濃度を高めたものと違いわりとさらっとした感じで飲みやすいです。

いやあ、でもフライドガーリックのニンニクの風味とパンチがかなり強いです。ニンニクの風味だけを言うと二郎系より強い印象です。ニンニクが苦手な人はノーマルの豚骨ラーメンをおススメします。

固めに茹でられた細麺は、麺の芯が若干残っていて、噛み応えと食感があります。豚骨でも私は「家系ラーメン」だと麺を柔らかめに頼むのが多いのですが、逆に「博多ラーメン」のような細麺は「固め」か「バリカタ」で頼みます。

 

卓上のコショウをかけてからチャーシューを一口。豚のバラロールチャーシューは、脂身が多いですが、脂っぽさはなく、脂の甘みと弾力ある肉質があってこちらも美味いです。

そして最後に「替え玉」。同じく麺を固めに頼みましたが、最初のラーメンより固めに感じました。

卓上に替え玉用のタレが置かれていますが、別皿で来た時にすでに味がついた状態で提供されましたのでそのまま丼に入れてすすると、ちょうどいいしょっぱさで、一気にスープがしょっぱくならないほどの味付けです。卓上のタレをかけなくてもよさそうなくらいの味の濃さです。

そしてあっという間に完食。ごちそうさまでした。お酒とおつまみでもう腹一杯です。そして満腹に胃が満たされた状態で急いで新幹線のホームに駆け込みました。きつい。

感想&まとめ

お酒、おつまみからラーメンまで非常に今のご時世でリーズナブルな価格で提供していて非常に胃袋が満たされました。おつまみは非常に安くて提供時間が早く、旨かったのは印象に残りますね。

ラーメン店には通常「餃子」🥟が販売されているところが多くありますが、餃子は提供されていないものの、その他のおでんや焼き鳥、揚げ物など多数用意されているので、十分かなと思いました。

そして私の左隣のカウンター席に地元の部活帰りのJK2人組が座って、珍しく片手に焼き鳥を持ちラーメンをすすりながら、恋バナなどしていたのが印象に残りましたね。

で肝心のラーメンのほうなんですけど、東京でも知名度のある「屯ちんグループ」の店で、昔から万人受けのあるラーメンを提供することで、「福の軒」のラーメンも今流行りのドロッと濃度と粘度と豚臭さのあるような突出した味ではないものの、あっさりと飲みやすい豚骨スープのラーメンではありました。

そして気を付けていただきたいのが、博多系の豚骨ラーメンの店は卓上調味料で「紅生姜」が無料でありますが、こちらは高菜などのトッピングや薬味は有料となりますので、立ち寄る際はぜひご注意を。

アクセス&営業時間

住所:静岡県三島市一番町16−1 伊豆箱根鉄道 三島駅構内
営業時間:月~金11:00~23:00
土日:7:30~15:00 16:00~23:00
定休日:無休
URL:https://foodexgroup.com/brands/fukunoken-sakaba/

 

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