どうも皆様お疲れさまです。「かずろっく」です。
今回私が20代初めの頃からずっとお店の存在が気になって×3いた。創業1959年、渋谷に移転してから25年経つ渋谷の老舗名店【唐そば】さんに先日平日の夜に初訪問・実食してきました。
いやぁ【唐そば】さんは私がラーメンそのものに虜になったお店の一つであります。当時インターネットが普及し始め、携帯電話にも「FOMA」などインターネット通信サービスを始めた頃、名前は忘れましたがあるラーメンに関するメルマガに登録して、そこで【唐そば】さんの存在を知ることになりました。
当時の【唐そば】さんは確か「ラーメン」と「おにぎり」しかメニューを出していなかったと思います。そのシンプルなメニュー構成と「博多ラーメン」とは一線を画す「北九州」の豚骨ラーメンのお店だということがあって、興味は大変ありましたが、それから25年ほどの時を経てようやく訪問することになりました。
メニュー
先日「SUSURU.TV」の動画で【唐そば】さんを紹介されたこともあって、訪問しましたが、メニューに「つけめん」や「限定メニュー」もバラエティー豊富にラインナップされていて気になりますが、今回は創業当時から提供している「ラーメン」と「おにぎり二個」そして「タレ付き生卵」を注文しました。
店内の様子は夜の時間帯のこともあって、満席ではなかったもののテーブル席は満席で、近隣のサラリーマンやOLが別の居酒屋等でお酒を飲んだ〆にラーメンを食べに来た感じでした。
おにぎりとタレ付き生卵
ラーメンの前に提供されたのが、「おにぎり二個」と「タレ付き生卵」です。以前生卵は無料で提供されていたみたいですが、近年の物価高騰によって有料で提供されることになったみたいです。
でもおにぎり二個と生卵でたった150円という超低価格です。おにぎりは握りたてではないものの一個当たりの大きさはコンビニのおにぎりと変わりありません。むしろコンビニの銀シャリむすびよりも安いのではないかと思います。
ラーメンの到着までに味付き生卵をかき混ぜて待つことに。
「ラーメン並900円」
注文してから待つこと5分ほど、創業当時からの元祖である「ラーメン」が着丼しました。並で注文しましたけど、以外にボリュームがありそうな一杯です。
まずはスープから一口。結構あっさり目ながら、豚骨の出汁と、焦がしたニンニクの香り、ほんのり醤油ダレの風味が効いていて、非常に飲みやすくべたべたしておらず口にまとわりつきません。
麺は博多ラーメンの極細麺よりやや太目で、麺をすするとモチッとした食感で豚骨スープを持ち上げるタイプです。そして麺量は推定150gほど。博多ラーメンの一杯の麺量が100~110g程度なので、博多ラーメンに比べるとやや多めです。
しかし、【唐そば】さんは“替え玉”は用意していないので、注文時に「麺大盛」で頼むスタイルになっているので注意が必要です。
画像は非常に悪いですが、もやしも「シャキ」と「クタ」の中間くらいの食感でいいアクセントをしています。
キクラゲと一緒に麺をすするとキクラゲのコリっとした食感がたまらない。
豚バラチャーシューは絶妙な味付けで、肉と脂身の甘さがあって、単品でもおつまみチャーシューを提供しているのでお酒にも非常に合いそう。
一方でおにぎりは最初溶いた「タレ付き生卵」につけて食べると何とも言葉では表現できない旨さ。
途中でおにぎりを崩してTKGにすると「タレ付き生卵」の味がちょうどいい塩加減で食が進みます。
残った味付き生卵に麺をつけてつけ麺風にして食べるとこちらもまた違った味わい。結局最後までスープを飲み干してしまいました。ごちそうさま。
感想&まとめ
今回念願の食べに行きたいお店であった、【唐そば】さんに行ってきたんですけど、非常にスープが飲みやすく味わい深く、旨かったです。
最近の流行りの豚骨臭を前面に出す「臭旨」や背脂を投入して無理やりドロドロしたタイプのものと全く真逆のノスタルジックな北九州の「豚骨ラーメン」をいただきまして、お酒を飲んだ〆や高齢の方には非常に食べやすい一杯となっていました。
「つけめん」も非常に気になってましたので、次回はこちらも挑戦したいと思います。
が、今回店主さんが店内で切り盛りされていましたが、最近年のせいもあって体調がよろしくなく、突如「臨時休業」する場合もしばしばあるみたいなので、お店に訪問する際はX(旧Twitter)で営業しているか確認してから行くことをおススメします。
アクセス&営業時間
アクセス:JR、東京メトロ、東急各線「渋谷駅」宮益坂口より徒歩2分
営業時間:月~土11:00〜21:00 日11:00~16:00
定休日:不定休
URL:唐そば公式(@IYRXkzYMZN547lX)さん / X
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