皆様お疲れ様です。「かずろっく」です。
本日3/10(金)に家系ラーメン連食ツアーで朝食べた横浜市保土ヶ谷区和田町にある「八家」さんに続いて二軒目に食べたのが、今年2023年5月7日(日)をもって惜しまれつつも閉店してしまう「本牧家本店」さんに最後のラーメンを食べた時のレビュー記事を投稿させていただくことになりました。
「家系ラーメン」を普段食べている方はご存じだと思いますが、元々「本牧家さん」は
「元祖家系総本山吉村家」の二号店でありましたが、過去に吉村実会長との様々なトラブルが起きたことが原因で、吉村家の醤油のエッジが強い味より、豚骨、鶏ガラ、醤油ダレのバランスの取れた味を追求、確立していきました。
そして一部の店で今は味では「吉村家より旨い」と言う本牧家で修業経験を積んだ名店が数店誕生するまでになった「家系ラーメンの一つの流派」一大勢力を確立していきました。
本牧家系譜の店
(画像は「末広家」のチャーシューメン海苔増し)
(順不同)
- 川崎家
- 末広家
- 千葉家
- 寿々㐂家
- たま家
- いずみ家
- まこと家
- 幸家
その他多数
食券購入
訪問した時間は12時半ごろ。店内は空席が数席あるものの、客が途切れることはありませんでした。
券売機の左手に「閉店のお知らせ」の張り紙が悲しげに貼られています。
店はお昼で空いていながらも後客がすぐに来店したため、すぐに食券を購入。注文は「ラーメン並」と「海苔増し」、そして半ライスのボタンを急いでプッシュして空いている席に着席。お好みは全部「普通」。
店内は高齢の「マスター」と若手の助手そしてベテランの中年のスタッフ3人体制で営業していました。女将さんの姿はなし。
そして待つこと3分くらいで着丼しました。
着丼、実食
ビジュアルは王道かつクラシカルな家系ラーメンで、見ているだけで食欲がそそります。
まずはスープを一口。スープの白濁した濃度は低いですが、豚骨より鶏ガラの味がしっかりと出ています。
続いて麺をすすると、先ほど朝食べた「八家」さんと同じ酒井製麺の麺を使用しているにも関わらず、食感がいい意味で違います。
中盤は卓上に置かれているおろしにんにくを入れ、ほうれん草と一緒に食べます。
スープに浸った海苔にライスを巻いて食べると、クラシカルなスープとよく合います。
海苔で麺を挟んでたべるのもよし。
後半はブラックペッパーで更なる味変にしていきます。
肩ロースチャーシューは、しっかり厚みとジューシーさがあって、追加でチャーシューを頼むべきだったと後悔しています😥。
終盤におろし生姜を一杯いれて、さっぱりと完食に向けて仕上げに入ります。
そして最後まで胃がもたれることなく完食ごちそうさまでした。
感想、まとめ
「本牧家」本店に食べに行って気づいたことなんですけど、私がよく通っている「千葉家」さんや「末広家」さんは、麺を茹でるときは平ざるで茹でた麺を湯切りしているんですけど、ここはテボで麺を湯切りしていました。
私からするにはどちらでも美味しくいただくことができれば構わないですけど…。
店を後にすると、味は間違いないものでしたが、なんだか寂しいというか切ない気持ちになりました。ってのも「横浜家系ラーメン」のパイオニア的な存在として歴史を引っ張ってきた店が間もなく店を畳むのですから😞。
まだ「本牧家本店」に食べに行ったことがない方、今の時期に行くのが狙い目だと思います。閉店前のGWには閉店ラッシュにより長蛇の列で食べるのに相当な時間がかかることが予想されますので早めの訪問をおススメします。
店舗情報
住所:神奈川県横浜市港南区下永谷3丁目1−5
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷」駅北口より徒歩13分、もしくはJR横須賀線「東戸塚」駅より神奈川中央交通バスで「水田」バス停下車徒歩すぐ
コメント